名経営者の建築と風水(8)<石原慎太郎氏に学ぶ>

 小説家にして政治家、国会議員そして東京都知事として3期、10年を超えて東京を支え日本を変えようとしている男、石原慎太郎氏。公式サイトのタイトルを見て驚いた「宣戦布告」である。まさに数少ない日本の風雲児。公の経営という公共経営者として、風水にまつわることが何かあるか調べてみました。

  -あの東京マラソンは風水理論で東京湾の気を東京都庁に送っていた?!-

 風水的知識を石原慎太郎都知事は知っていて都市計画を実行している。そんな噂が立っていました(いわゆる都市伝説)。昔は、東京湾の緑豊かな風が、都内に入ってきて、その風が非常にいい影響を及ぼしているという風に考えられていた。ところが、近年いろんなビルが 立ってしまい、東京の中心部に東京湾の風が入ってこなくなってしまった。だから、経済が低迷化しているという説です。

そこで、マッカーサー道路という計画が復活したそうです。

 復活させる理由は石原慎太郎東京都知事はこれを見て、この道路を復活させれば景気が回復すると読んで、復活させたというのです。東京湾から新宿まで一本の大きい道路(マッカーサー道路)が貫かれている。これによって東京湾の気が、東京都庁まで来るようにしようという訳です。

そのマッカーサー道路と言うのは、正式には「都道環状2号線」という。新橋4丁目の第一京浜から柳通り、赤煉瓦通り、愛宕通り、桜田通りを横切り、虎ノ門病院、JTビルをかすめて外堀通りへと続く1.35㎞の道路である。終戦当時、米軍が虎ノ門の米国大使館から竹芝桟橋までを巾100mもの軍用道路を要請したとされるものです。現在は幅40mに縮小され、大使館のルートもやや北寄りに変更となったのですが、なんと総事業費およそ2200億円で11年度末に完成を目指しているのです。

でも風水では、ただ単に道路を作るだけでは駄目で、東京湾からプロペラのようにかき上げて、気をかき上げて回転するプロペラを作らなければならない。それが、図のようにクロスの形をした、東京マラソンのコースというのです。それがマッカーサー道路の末端についています、そして、風車のような十字になっています。あれは人が十字の形をぐるぐるぐるぐる回ることによって、十字のプロペラがくるくる回って東京湾の気を汲み上げて、新宿に送り込むという一つの仕組み何だというのですが、どう思いますか、一概に未知な領域を否定するのは簡単ですが、神社の鳥居の意味とか結界とかわからないけど信じていることは結構ありませんか。
 マッカーサー道路が通路であるならば、モーターが東京マラソン。都知事はそこまで分かって東京を再生しようとしているのかもしれませんよ、石原都知事は実際「小説家」なんです「事実は小説より奇なり」。もうすぐ道路は完成します、2012年東京マラソンが開催され都庁によい気が入り込み、弾みで日本はいい方に変わる。きっとそんな筋書き考えていますよ。